□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月4日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。さて、マーケットの方ですが、年末・年始に米財政協議は一服し、リスクマーケットも一応の落ち着きを取り戻しています。年末・年始のマーケットは余り詳しく見ていない方も多いと思いますので、どのような経緯で何が決まり、何が決まらなかったのか、それをどのように評価すれば良いのかを簡潔に解説します。また、3日に発表されたFOMC議事録が金相場に対してネガティブ・サプライズとなっていますが、その評価もあわせて行いたいと思います。議事録はかなり意外感のある内容になっていますので、その評価を巡って目先は慎重姿勢が求められます(3,518文字)。 =================================== ドル建てと円建て金相場で異なるFOMC議事録の評価 =================================== 『米「財政の崖」回避』、1月3日付けの日本経済新聞の1面見出しである。他のメディアも同様の報道を行っており、年末・年始のリスクマーケットは楽観ムードに包まれた。 米S&P株価指数を例にとると、昨年12月31日安値1,398.11から、1月4日高値は1,465.47に達しており、最大で4.8%もの上昇が実現している。WTI原油先物も1月2日の取引で昨年9月19日以来の高値を更新しており、「財政の崖」に何も対処せずに飛び込む最悪のシナリオが回避できたことが、リスクマーケットの地合改善に大きく寄与したことは間違いない。… … …(記事全文4,708文字)
