□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月25日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の現状分析と来年上期の展望です。原油相場は手掛かり難の膠着相場と化しているため、なかなか短期動向については特筆すべきことが見当たりません。そこで今回は、原油相場を取り巻く現状を簡単に確認した上で、来年上期の原油需給動向を考える際のポイントを紹介します。今年は米国を筆頭としたシェールオイル増産が石油需給見通しに大きな修正を迫りましたが、それが来年の石油需給にどのようにつながっていくのか、現段階でのメインシナリオとなる大枠を紹介します(3,780文字)。 =================================== 2013年上期の原油需給ポイント、シェール増産にサウジは対抗できるのか =================================== NYMEX原油先物相場は、既に2ヶ月にわたって85~90ドルをコアレンジとした膠着気味の展開が続いている。12月の米株式相場は、財政協議の進展期待や良好な経済統計を背景にV字型の切り返しを見せているが、原油相場に関しては特に目立った動きがみられず、上下5ドルのレンジ内でのポジション調整に終始している。 東京の中東産原油相場は強力な円安圧力を背景に今年5月上旬以来の高値を更新しているが、これはあくまでも円安要因に基づく動きである。ICEブレント原油先物相場も105~110ドル水準での膠着相場が続いており、売買見送りムードが強い。… … …(記事全文5,004文字)
