□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月13日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMCでの政策変更が金相場に及ぼす影響を解説します。今年最後のFOMCでどのような政策変更が行われ、それは金相場に対してどのような意味を有するのかを検証します。強気との評価が一般的ですが、実は金相場にとって極めて危険な政策変更も行われています。まだ余り指摘している人が少ないリスクですが、金相場の中長期トレンドを考える際の手掛かりを提供します。また、FOMC後の金相場は軟化していますが、短期の相場環境についても簡単に分析を行います。なお、OPEC総会については明日解説予定です(4,676文字)。 =================================== FOMCで更に強気になった金相場、ただし急落リスクを高める政策変更も =================================== 12月11~12日、年内最後となる米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された。 今年の米金融政策環境を簡単に振り返ると、年初の段階では11年6月まで実施されていた量的緩和第2弾(QE)で購入された資産規模を維持すると同時に、異例な低金利政策を「2014年遅くまで」維持する方針が示されていた。しかし、その後も労働市場改善の歩みが遅い一方でインフレ圧力が抑制されているため、9月12~13日の会合で住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入する(いわゆるQE3の導入)と同時に、異例な低金利政策の時間軸を「2015年半ばまで」延長する方針を決定していた。… … …(記事全文5,987文字)
