□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月12日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDA12月需給報告の解説です。今報告では、トウモロコシと大豆の期末在庫見通しに関しては、特に大きな修正は行われていません。ただ、今後の需給動向を把握するためには各項目でどのような修正が行われているのかを確認しておくことが重要です。帳尻に大きな変化が無かったからと言って、需給見通しが何ら修正を迫られていないことは意味しません。新たな需給トレンドを形成する兆候なのか、一時的なブレなのかに注意しつつ、穀物需給の現状と今後の展望を検証します。また、国内市場には上場されていませんが、小麦相場の急落についても簡単に触れています(4,131文字)。 =================================== USDA12月需給報告、帳尻の修正は小さくでも注目すべき動きは数多い =================================== 12月のシカゴ穀物先物相場は、トウモロコシが米国産輸出の低迷を反映してじり安になる一方、大豆は逆に良好な輸出環境や南米の天候不順を手掛かりに戻り歩調を継続するなど、強弱感が交錯する展開になっている。 トウモロコシは11月13日の710.50セントで当面のボトムを確認した形になっていたが、28日の767.50セントで頭打ちとなり、足元730セント水準での売買に。もっとも、10月下旬からの700~775セントを中心としたボックス圏内での乱高下に過ぎず、明確なトレンド形成には至っていない。… … …(記事全文5,467文字)
