□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月10日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。米雇用統計を受けての金相場の値動きについて詳細に検証します。同党系の発表直後に金相場が急落した後、比較的短時間で元の価格水準に切り返しましたが、それが何を意味するのかを考えてみましょう。従来と同じ点、違った点を考えることで、今後の金相場の展望を考察します。また、インドで同国の金需要を考える上で重要と思われる動きも報告されていますので、こちらもポイントを解説します(4,495文字)。 =================================== FOMC直前の乱高下、従来の雇用統計直後とは違った動きを見せた金相場 =================================== 米労働省が12月7日に発表した11月米雇用統計は、一見するとかなりポジティブな数値になっている。注目の非農業部門就業者数(NFP)は前月比+14.6万人となり、市場予測(+8.5万人)を6.1万人(72%)も上回った。また、失業率も前月の7.9%から7.7%まで低下し(市場予測は7.9%)、3ヶ月連続の8%台割れになっている。 このヘッドラインが伝わったのは日本時間で7日22:30となるが、その直後から金市場では売り圧力が強まり、COMEX金先物相場はその僅か15分後には1,684.10ドル(前日比-17.70ドル)まで急落した。これは前月の雇用統計発表直後にも見られた動きであり、「良好な雇用環境→金融緩和圧力の後退→金相場下落」というフローが優勢になった結果である。… … …(記事全文5,718文字)
