□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月7日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。米国の天然ガス輸出拡大に向けての動き、EIAのエネルギー年次報告、ゴールドマン・サックス社の原油相場分析、短期的な相場環境・見通しなどについて取り上げています。今回は少し長期分析に重きを置いた内容になっていますが、大きな流れを考える際にどのような点がポイントになっているのかに注意して頂けると、原油相場に対する理解が深まると思います(3,882文字)。 =================================== ゴールドマン・サックスのブレント原油安・WTI原油高予想のロジック =================================== 6日発行のBloomberg Business Week誌のインタビューで、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、同社の基幹パソコン「Mac(マック)」の生産の一部を、来年にも中国から米国に移管する計画を明らかにした。Reutersは、「米国の製造業者に中国への生産移管を促してきた重要な要因は労働コストの低さだが、中国では製造業の拠点が集まる沿岸部を中心に賃金やその他のコストが急上昇している」影響を指摘している。 米ボストンコンサルティング・グループの試算だと、現在の賃金上昇率が続いた場合には、「2015年までに北米向け製品を中国で生産するコスト面のメリットは消滅する」とされている。また、オバマ米大統領が2期目の公約として、「製造業の中間所得層入りの切符」として100万人の雇用創出を掲げていることに対応したものとも言えるだろう。… … …(記事全文5,062文字)
