□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月6日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。南アフリカのプラチナ生産環境について、最新の動きを報告・解説します。違法ストライキ終結後に各鉱山会社は生産再開の動きを模索していますが、南アフリカ当局はこうした動きを敢えて阻害するような動きを見せています。まだマーケットでは余り話題になっておらず、当レポートで紹介したような動きを価格に織り込むべきか否か気迷いムードが見受けられますが、どのような議論が展開しているのかを把握しておくことは有用でしょう。まだストライキ再発に対する警戒感もくすぶる中、供給トラブルの火種が各所で見つかる状況になっています(3,246文字)。 =================================== 南アフリカ当局は、プラチナ産業崩壊に向けて二の矢、三の矢を用意中 =================================== 南アフリカのプラチナ供給について、更に懸念を抱かせるような動きが続いている。12月4日に同国鉱物資源省が議会に報告した所によると、違法ストライキが拡散した過去6ヶ月間で、同国の鉱山労働者は3,332人減少し、鉱山シャフトは9本が閉鎖されたことが明らかになっている。 もともと、南アフリカではプラチナ価格よりも労働・エネルギーコストなどの上昇率の方が高い厳しい経営環境にあったが、今回のストライキによって更なる高コスト体質に移行していることで、アングロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)、ロンミン、アクエリアス・プラチナといった主要白金生産会社が、相次いでシャフト閉鎖を発表している。… … …(記事全文4,412文字)
