□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年12月3日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。本日は、11月以降のコモディティ投資において無視できなくなってきたドル/円相場の動向について解説します。金相場との関係についても簡単に触れていますが、基本的にはコモディティではなく為替相場の分析です。円安が形成されている背景、賛否が渦巻く議論の評価、今後の展望などについてまとめました。(4,060文字)。 =================================== 円建て商品相場への影響が大きいドル/円相場の現状・展望を解説します =================================== ドル/円相場は5~10月にかけて78~80円をコアレンジとした保ち合い相場を継続したが、足元では82~83円水準まで値位置を切り上げている。通常、ドル/円相場は円サイドよりもドルサイドの動向が注目されがちであるが、足元のドル高・円安に関しては、明らかに「ドル高」ではなく「円安の効果」である。円は主要通貨に対して全面安の展開になっており、今年の円最安値(ドル最高値)である84.18円(3月15日)も射程圏内に入り始めている。 最大の円安(ドル高)要因は、日本の政権交代で日本銀行(日銀)の金融緩和スタンスが一段と強化されるとの見方である。衆議院の解散で選挙日程が12月4日告示、16日投開票というスケジュールが決まると、マーケットは総選挙後の金融政策環境の転換を先取りする動きを強めている。… … …(記事全文5,054文字)
