□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年11月20日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。イスラエル・パレスチナ情勢を中心に、原油相場の現状と今後の展望を考えます。イスラエル情勢と言えば対イラン政策が注目されていましたが、ここにきて対パレスチナ政策がクローズアップされています。なぜここにきて地政学的環境が急激に悪化しているのか、それが原油相場に及ぼす影響を検証します。地政学的環境の変化に対して、マーケットがどのような評価を下しているのかを考えてみましょう(3,745文字)。 =================================== 原油トレーダーが知っておきたいイスラエル・パレスチナ情勢の考え方 =================================== 11月19日のNYMEX原油先物相場は前日比+2.36ドルの89.28ドルと急伸し、10月22日以来となる約1ヶ月ぶりの高値を更新した。相場上昇の原動力になっているのは、中東情勢の緊迫化である。 パレスチナ自治区ガザでは、パレスチナ武装組織とイスラエル軍との間で衝突が散発しており、11月10日にも大規模な銃撃戦でパレスチナ人5人が死亡し、イスラエル軍兵士4人が負傷していた。この時点ではまだ「いつもの小競り合い」との楽観的な見方が強かった。… … …(記事全文4,923文字)
