□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年11月19日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ゴム相場は安値膠着気味の相場展開になっていますが、前週は中国が天然ゴムの備蓄在庫積み増しを開始したとの報道が流れるなど、久しぶりに大きな動きが見られました。マーケットはそれ程大きく反応していませんが、中国政府が何を意図して備蓄在庫の増強に動いているのか、それが相場に及ぼす影響、ゴムの相場の現状・今後の展望などを検証します(3,304文字)。 =================================== 中国が天然ゴムの備蓄在庫向け購入を開始、その意図するところは? =================================== 東京ゴム先物相場は、10月5日の275.50円をピークに、足元では250円の節目水準で保ち合い気味の相場展開が続いている。天然ゴム市場の独自材料は乏しいため、原油価格や株価動向など外部環境を眺めながらのポジション調整に終始しており、明確な方向性が打ち出せていない。 簡単に現在の相場環境を簡単に確認しておくと、主に中国経済の減速懸念が天然ゴム需要の先行き不透明感に直結した結果、8月14日には一時205.60円と2009年10月以来の安値を更新した。200円の節目でサポートされたものの、昨年高値535.70円からは62%の急落となり、天然ゴムの需要環境が著しく悪化していることを強く印象付ける展開になった。… … …(記事全文4,425文字)
