□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年11月14日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。英Johnson Matthey(JM、ジョンソン・マッセイ)社が「Platinum 2012」の中間報告を発表し、初めて2012年のプラチナ需給について具体的な数値の提示を行いました。そこで12年の需給環境を再確認した上で、13年需給はどのような展開が想定されるのかを考察してみましょう。今後の修正余地の大きい数値になりますが、来年5月に「Platinum 2013」が発表されるまでは、ここで示された需給データが白金市場の基礎資料になります。全44項にもわたるレポートから、現状と今後の展望を考える際に必要なポイントだけを抽出して解説します(4,980文字)。 =================================== プラチナ価格は、今後6ヶ月間で最大1,800ドル到達の可能性あり =================================== 英Johnson Matthey社は13日、「Platinum 2012 Interim Review(プラチナ2012 中間報告)」を発表した。今報告では初めて2012年のプラチナ需給について具体的な数値が発表されると同時に、13年需給見通しについても言及が行われている。今報告は9月までの需給動向を前提に構築されたものであり、まだ12年需給に関しては確定されたものではないことには注意が必要である。ただ、現段階で12年通期ではどのような需給環境が想定されており、それが13年需給についてどのような見取り図につながるのか把握しておくことは重要だろう。 最初に帳尻を見ておくと、12年は10万オンスの供給不足になり、昨年の供給超過幅(43.0万オンス)をほぼ相殺する見通しになっている。08年以降は隔年で供給超過と供給不足が繰り返されている。… … …(記事全文6,432文字)
