□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年11月12日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDA11月需給報告の解説です。10月報告直後の穀物相場は全面高の展開になりましたが、今月は大豆相場が急落しました。米国産の生産高確定の時期を迎えて、久しぶりに供給サイドの数値が注目を集めています。需給報告については市場予測との乖離が注目され易くなりますが、しっかりと主要データを全て確認しておくことが重要でしょう。なぜ大豆相場が急落したのか、実際の需給見通しは急落相場を支持する内容だったのか、今後の相場見通しにどのような影響があるのかを検証してみましょう(3,767文字)。 =================================== USDA11月需給報告、米期末在庫は上方修正も違和感が強い大豆相場急落 =================================== 2012/13年度(新穀)の米穀物生産は収穫期を迎え、収量が正確なデータとして確定できるステージに到達している。米農務省(USDA)が11月5日に発表した「クロップ・プログレス」によると、11月4日時点の収穫進捗率は、トウモロコシが95%(前年同期85%、平年71%)、大豆が93%(前年同期91%、平年86%)に達しており、100%に到達した州も増えている。 このため、9日に発表された11月需給報告では、USDAが米国産の生産高見通しをどのように修正してくるのかが最大の関心事になった。… … …(記事全文5,137文字)
