□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年11月2日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。資源戦争の最後の舞台とも言われる水資源論の基礎を解説します。今回は、主に水資源の供給環境をクローズアップし、地球上の水はどの程度の供給能力を有しているのか、まずはざっくりとした大枠を把握してみましょう。マーケットにおける明確な価格指標が存在しないため危機的状況にあることが分かりづらい「資源」ですが、供給項目をみるだけでもこの分野が人類にとってのボトルネックであることが良く理解できるはずです(3,590文字)。 =================================== 人間が1日に必要とする水の量は、2,000リットル以上という現実 =================================== <水供給環境の基礎> 地球は「水の惑星」と形容されるが、地球上に存在する水の量は14億立方キロメートルと言われる。数式にすると14掛ける10の17乗立法メートルになる。なかなか理解しづらい数値だが、縦・横・高さが1キロメートルの大きな箱に水を詰めたものが、14億個存在すると言い直すと、少し理解し易いだろうか。ちなみに、日本最大の湖である琵琶湖の容積は27.5立方キロメートルである。… … …(記事全文4,909文字)
