□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年10月31日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今週末は米雇用統計、来週には米大統領選挙を控える中、金市場はやや膠着気味の展開になっています。そこで今回は、雇用統計と大統領選挙のどのような点に注目すれば良いのか、金相場との関係にクローズアップして解説します。マーケットでは、まだ大統領選挙を本格的に話題視する向きは少なく、「結果を見てから」とのムードが強いのが現状ですが、早めにテーマの設定を済ませておいた方が良いでしょう。特に、大統領選挙後は荒れた可能性になる可能性もあり、何がテーマになっているのかは早目に把握しておくべきでしょう(3,659文字)。 =================================== 米雇用統計と大統領選挙の傾向と対策、金相場の上昇・下落シナリオ =================================== 10月30日のCOMEX金先物相場は前日比+3.40ドルの1,712.10ドルとなり、3営業日ぶりにプラスに転じた。前週の1,700~1,720ドルを中心としたボックス圏内での値動きが続いているが、日本銀行が追加金融緩和策に踏み切ったことが、下値をサポートした可能性が指摘されている。 BloombergのNY金市況では、「日本銀行が追加緩和を発表したことで、インフレヘッジとしての金需要が増大するとの観測が強まった」と解説されている。もっとも、この発表直後のドル建て金相場は特に目立った反応を示していないことを考慮すると、手掛かり難の中で後付け的に日銀の追加緩和の影響が引っ張り出されたとの評価で十分だろう。… … …(記事全文4,758文字)
