□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年10月30日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ハリケーン「サンディ」が米東海岸を直撃し、29日のニューヨーク金融市場は軒並み休場となりました。NYMEXの石油市場も立会い取引は休止されましたが、電子取引の方は通常通りに運営され、比較的大きな値動きが観測されています。この地域に大型ハリケーンを直撃するのは珍しい現象ですが、マーケットが今回のハリケーン襲来で何を恐れたのかを検証してみましょう。米石油需給における東海岸地区の位置付もあわせて考えます。また、これによってブレント原油とWTI原油の鞘が再び拡大していますが、ブレント原油需給についてもポイントを解説しておきます(3,562文字)。 =================================== 東海岸直撃のハリケーン、石油市場でヘッジされたリスクシナリオとは? =================================== 米東部海岸を巨大ハリケーン「サンディ(SANDY)」が直撃したことで、29日のニューヨーク金融市場は軒並み休場を迫られている。ニューヨーク証券取引所(NYSE)は29日に続いて30日も株式・債券・デリバティブの各取引を休止すると発表している。また、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)も29日はNYMEXとCOMEXの立会い取引を休止し、電子取引(Globex)のみでの取引に留めている。こちらはコモディティ関連商品は30日に立会いを再開する予定だが、株式関連商品は現物取引が休場となっていることもあり、2日連続で取引を停止する方向で検討を行っている。 コモディティ市場でハリケーンと言えば、2005年8月に米南東部を襲った「カトリーナ」の被害が多くの市場関係者にとって「トラウマ」となっており、実際に今回の「サンディ」襲来に際しても、幾つかの興味深い動きが見られた。… … …(記事全文4,954文字)
