□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年10月29日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。南アフリカのプラチナ鉱山のストライキに関して、週末に大きな動きが見られました。NY26日の市況には反映されていませんが、これをきかっけに白金相場のボラティリティが再び高まる可能性があるため、注意が必要です。最近は余り詳細な動向が伝わりづらくなっていますが、南アフリカ鉱山業界の最新動向を解説します。また、鉱山業界と言う視点では、アムプラッツの親会社であるアングロ・アメリカンのCEOが解任される方向になっています。それが白金相場に及ぼす影響についても、あわせて考えてみましょう(3,911文字)。 =================================== アングロ・アメリカンCEO解任で、他のプラチナ鉱山経営者が考えること =================================== 南アフリカの鉱山ストライキであるが、最近はメディアで報道されるような目立った動きが見られないことで、マーケットの関心が低下していることが否めない状況にある。ただ、10月の白金相場急落に関しては、マーケットがストライキ関連のリスクプレミアム剥落を進めている影響も大きいと考えている。 10月の貴金属市場は総じて調整売り優勢の展開になっているが、基本的には金価格との連動性が重視される傾向が強い。実際に、10月1~26日のCOMEX金価格とNYMEX白金価格の相関係数を調べると+0.97(-1~+1の間で、両係数の相関度を示す)に達しており、金価格と白金価格は100%に近い連動性を実現していることが確認できる。… … …(記事全文5,158文字)
