□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年10月25日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。QE3決定後に初となるFOMCが開催されましたが、結果的には金相場に対する影響は限定されました。政策変更は行われておらず、声明文にも特に目立った修正は行われていません。ただ、金価格のトレンドを考えるに際して、米金融政策の重要性は幾ら強調しても問題のないため、少し突っ込んだ解説を行いたいと思います。金投資家が注目すべきポイントを中心に、今FOMCから何を読み取ればよいのかを検証してみましょう。また、金相場の短期的な相場環境、中国企業が金市場で見せている新たな動きについても簡単な分析を行います(4,447文字)。 =================================== 金投資家が、現行政策追認に留まったFOMCから読み取っておきたいこと =================================== 10月24日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された。11月6日の米大統領選挙まで2週間を切る中、政治的に一方の陣営に加担するとみられる政策対応は取りづらく、事前の予測通りに概ね前回(9月12~13日)FOMCの内容を踏襲するものに留まっている。ただ、今後の米金融政策環境、そして金相場の展望を占う上では重要なヒントも盛り込まれているため、詳細に読み解いてみたい。 この声明文の発表は米東部時間の14:15、COMEX金先物市場の立会取引終了時間は13:30となるため、同日の金相場が前日比-7.80ドルの1,701.60ドルとなり、一時は9月7日以来の1,700ドル割れとなったことには反映されていない。… … …(記事全文5,728文字)
