■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.935 <935号:経済の基礎である不動産価格の最近の動き> 2018年04月04日:わが国の不動産価格を決める3つの要因 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-45685.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2018040510000045157 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。お昼になるとコトンと後頭部から眠くなります。時差からの回復が遅れです。 毎年3月には、「公示地価(1月1日時点)」が発表されます。不動産鑑定評価による、更地価格です(国土交通省:都市計画区域内)。わが国の公的な地価には、他に2種があってややこしい。相続税の評価を示す「路線価」と、同じく国土交通省が示す基準地価です。 政府が、調査・鑑定の手間をかけているのは、土地の評価額が、金融の担保と、税の基準になってきたらからです。国の基礎として秀吉の「検地」以来の伝統でしょう。 米国には、公的な地価の制度は、ありません。25倍の広い国土を、評価する意味がないからです。中国では、共産党政府が国土を所有していて、企業や世帯に売るのは、70年や90年の借地権です。 公示地価は、売買のとき、定価のように参照されることが多い地価です。路線価は公示地価の80%くらいの税務、会計的な価格です。基準地価は、公示地価に似ていますが、都市計画区域外の土地も含んでいます。 評価や売買の基準になる地価としては、「公示地価」が、売買の実勢価格に近い。ただし約1年前の事例が多いので、価格は1年遅れのものです。 わが国の不動産価格は、2008年ころからの地域人口の減少により、物価上昇を含む名目GDPに比例する一定方向ではなくなっているので、評価の時期が重要です。 不動産の価格は、同じ県内でも、それぞれの地域の、居住人口の増減(年間-2%から+0.8%の2.8%幅にバラつく)により、大きく変化します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… … …(記事全文10,967文字)
ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
吉田繁治 (経営コンサルタント )