■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.604 <604号:思想家 ケインズの経済観:第一部> 2012年7月11日:経済への思想と政策 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。先週号を送ったあと、経済思想家と言えるケ インズの『一般理論』を、わが国の最良の経済学者とされ、奇行で も知られる宇沢弘文氏の解説書を手がかりに、学習していました。 ケインズは、どこかで言っています(『若き日の信条』だったか)。 「経済、政治、経営に関する、われわれのあらゆる考えと行動、及 び政府の政策は、結局、古来、経済学者達があれこれ考えたことを、 それと知らず、たどっているに過ぎない。」 フランスの詩人、マ ラルメのようです。「われ、万巻の書を読みぬ。肉体は悲し。」 政党の政策綱領も、行政も、経営者もこれです。 なるほど、そうかと思えたのです。旧大蔵省官僚で、衒学(げんが く)でもあった元首相 宮沢喜一氏は、時折「こうしたとき、ケイ ンズはどう考えたでしょうか?」と役人や政府顧問に、問っていま した。 ▼ケインズの『一般理論』 多くの人が最高の書と認めながら、その逐語的な翻訳(塩谷裕一 氏)を読めば、「一体、何を、どう書いているのか、何が言いたい のか?」と挫折するのが『雇用、利子、及び貨幣の一般理論』とい う。 当方、その例に漏れません。傍線を引きつつ書き込みしても、論理 について行けず、幾度、通読をあきらめたことか。いい機会です。 書くために読みます。 国語での用語に、苦労と不適切が見える初訳では、誤訳も多いでし… … …(記事全文18,820文字)
