□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.532 <532号:アフター3.11:破断界の後の経済> 2011年4月6日: 大震災後の経済と生活 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。一週間の、原発関連の展開を述べれば、問題 は、原因別に多岐にわたり、多くの文字を使っても書ききれません。 本稿では、必要な最小限にとどめましょう。 本稿は<破断界後の経済>とします。 約4週も、避難所で不自由な生活を強いられている人が多い中、大 震災の後の経済を想定するのは、不遜のそしりを受けるかも知れま せん。しかし復興にせよ災害保証にせよ、マネーが必要です。とこ ろが今は、政府財源の枯渇のため、マネーの質が問題になります。 政府の財政信用が担保である日銀のマネー増発では、今回はダメで す。必要になる20兆円余の資金調達に、どんな方法があるのか。 それが、財務省が外貨準備(主はドル国債)を担保にした、日銀に よる政府へのマネー供給です。 【物損と波及損】 物損は、直接的なものだけで15~25兆円と見積もられています(比 較:阪神淡路大震災10兆円:政府:後述)。 加えて、上記に含まれない波及的な損は、たぶん阪神・淡路の数倍 は大きい。感覚的ですが、50兆円(GDPの10%)を想定します。 (注)この損に対し、政府マネーの投入が図られます。 社会インフラの喪失、長引く節電、原発問題、生鮮品の汚染と、消 費への心理の変化による機会損失です。生産と流通、そして生活を 支えるエネルギー転換の必要の問題もあります。 震災からの復興が語られますが、復興は「旧に復す」ことに重点が… … …(記事全文14,494文字)
