□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源 プレミアム(週刊:630円/月) <525号:1年で$150億の利益を上げた ジョン・ポールソンの方法(1)> 2011年2月16日:金融の変質を促したヘッジ・ファンド ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。ヘッジ・ファンドのポールソン&カンパニー を率いる、ジョン・ポールソンをご存知の方も多いでしょう。 住宅価格の下落から来るデフォルトを予想して、住宅ローン関連で は見向きもされていなかったCDSの購入を戦略とし、2007年には投 資史上で最大の$150億(1兆2300億円)の利益を出しています。住 宅価格の下落を想定したのは、ごく少数、だったことを付記せねば なりますまい。 わが国では1980年代の土地、米国では2007年以降の住宅価格。い ずれも、上昇の渦中で下がるのが必然と考えた人は、ごく少数でし た。少数の中でも、価格下落を想定し、市場が逆に動けば全財産を 失うスペキュレート(リスクある投機)をした人は、ほとんどいな かった。 当初、住宅ローンにかかったCDSにスペキュレートしたのは、片手 で数えるほどでした。周囲は逆に動き、ポールソンを血迷っている と見て、馬鹿なことはやめろと忠告していました。 あらゆる相場では、(今もどこかで)「多数派(多分99%の人)が 将来を見誤ること」が大きく生じる時期があります。住宅価格が上 がっているただ中で、下がると予想することは、実に、難しい。加 えて、世間の方向と逆に、投機することは更に難しいのです。 (注)中国の住宅価格が、今、これです。確定的と感じる予想をす れば、このバブルも、近々、崩壊します。 当方、5年以上前から、いずれ国債の金利が上昇し、国債価格(特 に長期債)は下落すると、世界の資金循環を分析して警告し、何回 も書いて送っています。しかし大きな金利上昇はまだです。予測は、… … …(記事全文18,124文字)
