□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源 プレミアム(週刊:630円/月)Vol.509 <509号:米ドルとゴールドの将来> 2010年11月10日:基軸通貨制とゴールド ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ こんにちは、吉田繁治です。先週号の<509号:ゴールドの将来> を送って直後でした。 世界銀行の総裁ゼーリック氏が「新たな基軸通貨体制を作るための ゴールドの活用」を提案する論文を、英フィナンシャル・タイムズ 紙(10.11.08)に寄稿しています。そのため、急遽、本稿を書きま す。真義を、論理で探るためです。 中国銀行の周小川総裁の「国際基軸通貨、金リンク論(IMFへの要 請」に続くものです。IMFの専務理事ストロスカーン氏は周論文に 同調し、「中国の提案は合理的」と言っていました(09年3月)。 FT紙の情報で、金は1トロイオンス(31.1グラム)で、$1400に上 昇しています。日本の財務省の見解は、教科書的な「金本位はデフ レ(物価下落)を深刻化させる」というものでした。 ゼーリック氏の寄稿はどんな意図をもつものか? 国際通貨での金 本位が、すぐ実現するとは、思っていないはずです。それはない。 対外債務が$20兆の、今の米国には、不可能なのです。 米国FRBが、底で続いている金融危機への対策のため、 ・米国債を$6000億(48兆円)、 ・現在の持ち高(国債と、不動産証券の不良化したMBS:$2兆 (160兆円))に加え、 ・追加購入するとの公式発表を受けてのものでしょう。 国や銀行からの中央銀行の証券の購入は、$通貨の増発です。証券 を買い、上司の命令で担当者がキーボードを叩いて、金融機関の口 座に現金を振り込むからです。これが、現代の通貨発行です。 (注)FRBが、実際にいくら$通貨を発行してきたか、公的なバラ… … …(記事全文20,007文字)
