… … …(記事全文2,095文字)政府債務残高対GDP比率が「安定」するか否かを、名目GDP成長率と国債金利の関係から考える枠組みを「ドーマー条件」と呼ぶ。
ドーマー条件によると、
◆名目GDP成長率 > 国債金利 政府債務残高対GDP比率が安定
◆国債金利 > 名目GDP成長率 政府債務残高対GDP比率が上昇
となる。
そもそも、政府債務残高対GDP比率を、
「引き下げなければならない」
国には、いくつかの条件がある。
例えば、共通通貨加盟国。あるいは、外貨建て国債発行国。
自国の中央銀行に国債を買い入れさせることで、債務の償還(返済)や利払い負担が消滅する「自国通貨建て国債」のみを発行している国にとって、そもそも政府債務残高対GDP比率に意味はない。
その上で、政府債務残高対GDP比率は何で決まるのか?
