… … …(記事全文2,090文字)昨今、政治家やエコノミストの中で「供給能力」という用語が頻繁に使われるようになってきた。ちなみに、筆者が「経済とは供給能力である」と言い出したのがいつ頃なのか、ブログのエントリーを検索してみると、2008年からであった。
それはいいのだが、供給能力とは「財」「サービス」の生産能力である。
人間の究極的な目的である生存と生殖のためには、食料、水、家屋、衣服、医療、電力、ガス等、様々な財やサービスが必要だ。
さらには、食料となる農産物、あるいは水が、我々の手元に運ばれてこなければ、生きていくことはできない。
遠隔地で農産物が大量生産されたとしても、自分の手元に運ばれなければ、飢え死にだ。
