… … …(記事全文1,837文字)ベネズエラは、2018年、19年に、定義通りのハイパーインフレーションに陥った。
ハイパーインフレーションは、月に物価が50%上昇することが「継続」することだ。つまりは、月に物価が1.5倍に「なり続ける」わけである。
月に50%の物価上昇が継続すると、一年間で物価上昇率が13000%超になる。
物価が一年間で130倍になる。100円で売られていた物が、13000円になるわけだ。
デフレ・マインドに染まっている日本人には想像がつかないだろうが、ハイパーインフレーションは普通にあり得る。
但し、ハイパーインフレーション化のプロセスは、
「財政赤字が拡大すると、ハイパーインフレーションになる!」
「国債を発行すると、ハイパーインフレーションになる!」
といった、ナイーブ(幼稚)な流れではない。政治的、政策的な供給能力の破壊こそが、ハイパーインフレーションをもたらすのである。
