… … …(記事全文2,897文字)6月11日、イランは米国による新たな攻撃への報復としてホルムズ海峡の「完全封鎖」を宣言した。これまでの封鎖は、個別交渉の余地が残されていたが、今回の宣言は「通航する全船舶を例外なく攻撃対象とする」という、文字通りの「完全封鎖」だ。
●イラン側「14日合意はない」
<2026年6月11日 テレビ朝日>
イランのホルムズ海峡完全封鎖のきっかけとなった米国のイラン攻撃について、トランプは「イランによる米軍ヘリコプターの撃墜と暫定和平交渉の引き延ばし」を理由に挙げた。トランプはその2日前にイランとイスラエルに戦闘停止を要請したばかりだった。「舌の根も乾かぬうちに」とはまさにこのことだ。
<2026年6月11日 TBS>
https://youtu.be/lG49fyccvVY?si=Jmy-gjnvWodOy18h
トランプの二枚舌外交は日本や欧州のような対米従属国には通用しても、イランには通用しない。イラン戦争に関するトランプの度重なる前言撤回は、ディールのための戦術という域を超えて「虚言」として受け取られ、発言を重ねるたびに信頼性を失っている。
<2026年6月9日 CNN>
<2026年3月4日 AFP トランプは「イラン軍は壊滅した」も複数回発表している>
トランプがイスラエルのネタニヤフ首相を激しく罵倒したことや、米国がイスラエルによるスパイ脅威への警戒レベルを最高位に引き上げたことについて、一部のインフルエンサーは、「米イスラエル同盟の決裂」を仄めかしている。
<2026年6月7日 AFP>
<2026年6月3日 越境3.0>
https://www.youtube.com/live/qagTOfmsAvE?si=s7bEhSQ4OQ0-Oekq
<2026年6月10日 THE CORE>
https://youtu.be/CidX-xT6F5E?si=PcixW6u7P5rVnudY
だが、筆者はそのような見方には懐疑的だ。繰り返し述べているように、こうした動きは、国際社会や米国内のガス抜き、あるいはイランを油断させるための、米イスラエルの「演出」である可能性が極めて高い。







