… … …(記事全文1,370文字)日本銀行は16日、政策金利を0.25%引き上げ、31年ぶりの水準である1%としたばかりか、さらに利上げを重ねる構えである。需要が依然として脆弱な状況下で利上げを先行させると、景気の停滞を招きかねない。すると高市早苗政権がめざす国内投資促進による経済再生に冷や水がかかる。日銀には国家の政策との整合性が問われる。
本欄では一貫して、利上げはさらなる円安を誘発する恐れがあるし、原油価格高騰が招くコストプッシュ・インフレには役立たないと警告した。実際に今回の利上げ後、外国為替市場では円安圧力が高まっている。為替投機筋は次の利上げを見込んで円売りに動くからで、2024年3月以降,今回まで5度の利上げにもかかわらず円安が進行してきた。
