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田村秀男ウェブマガジン 経済がわかれば世界がわかる

田村秀男(ジャーナリスト)

田村秀男

なぜ日本は中国になめられるのか

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00260/20230405230000107583 //////////////////////////////////////////////////////////////// 田村秀男ウェブマガジン 経済がわかれば世界がわかる 製薬大手のアステラス製薬の現地法人幹部に対する中国国家安全当局による拘束が端的に示すのは、中国への投資リスクがかつてなく高まっているという現実だ。ところが、林芳正外相は北京詣で、対中投資を続けると約束する。的確な対抗戦略の意識が欠落している。これではなめられる。 https://foomii.com/00260 ////////////////////////////////////////////////////////////////  不条理極まりない日本いじめは共産党政権の常套手段である。2010年9月には、沖縄県尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国漁船による巡視船衝突事件で、海上保安庁が中国人船長を逮捕した後、建設大手フジタの社員ら4人が中国当局に拘束された。中国当局による日本企業や在留邦人の狙い撃ちは製薬大手のアステラス製薬の中国法人幹部に限らない。2015年以降、スパイ容疑などで拘束された日本人社員、研究者は17人以上に上る。2012年9月には中国各地では反日暴動が相次ぎ、日本企業の工場や店が放火などにより破壊され、総額で数十億円から100億円もの被害を受けた。日本側は泣き寝入りするどころか、一部の日本車メーカー大手は、とばっちりで標的にされた日本車の中国人保有者の被害を補償すると言い出す有り様だった。それほど、各社は中国市場へのめり込み、市場シェア確保を優先してきた。収益分は現地に再投資し、中国側に要求されるまま先端技術を日本から移転してきた。  話を今回拘束された邦人に戻す。社員は中国に20年間以上も駐在し、中国日本商会で幹部として日中友好に貢献してきたが、帰国直前に「スパイ容疑」で拘束された。中国政府や国有企業関係者との交流が深い。当局はそれを逆手にとって、反スパイ法違反の嫌疑をかけたのだろう。なぜ突如中国当局は動いたのか。
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