… … …(記事全文7,757文字)2026年5月18日発行(通算第878号)
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石井順也の世界情勢ブリーフィング
https://odyssey.co.jp/blog/jd/
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先週も東京では暑い日が続きました。もはや夏日も珍しくなくなり、ビールが飲みたくなってきます。オンラインサロンの懇親会でも、ついつい飲み過ぎてしまいました。詳しくは「近況報告」でお伝えします。
さて今週は、世界が注目した一大イベントであるトランプ大統領の訪中です。日本国内ではさまざまな報道がなされていますが、本稿では、メディアでは語られていないと思われる、真に重要なポイントに絞り込んだ解説をお届けします。
【目次】
1.先週の動き
● 米中首脳会談
2.今週の動き
3.近況報告
4.あとがき
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先週の動き
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5/10(日)
・トランプ大統領が米国の停戦案へのイランの回答を批判
5/11(月)
・トランプ大統領が米国の停戦案へのイランの回答を批判
・米韓国防相会談(ワシントンDC)
・ウクライナの汚職犯罪担当当局がイエルマーク前大統領府長官の汚職疑惑を公表
・EU外相理事会(ブリュッセル)
5/12(火)
・ベッセント財務長官と高市首相が会談(東京)
・米食品医薬品局(FDA)のマカリー長官の辞任が発表
・中パ外相電話会談
・英仏主催のホルムズ海峡の航行再開に関する40か国以上の国防相会合(オンライン)
・EU国防相理事会(ブリュッセル)
5/13(水)
・米中閣僚級協議(仁川)
・米上院がケビン・ウォーシュ元FRB理事のFRB次期議長就任を承認
・イランの革命防衛隊がホルムズ海峡での作戦範囲を10倍に広げたと国営放送が報道
・イスラエルのネタニヤフ首相が2月末にUAEを秘密裏に訪問していたと同国の首相府が表明
5/14(木)
・米中首脳会談(北京)
・ラトクリフCIA長官とキューバのアルバレス内相が会談(ハバナ)
・BRICS外相会合(デリー)
・イラクでザイディ首相が就任
・ラトビアのシリニャ首相が辞任
5/15(金)
・米中首脳会談(北京)
・トランプ大統領が米軍とナイジェリア軍は「イスラム国」の幹部を殺害したと表明
・パウエルFRB議長の任期満了(FRBは同議長を暫定議長に指名)
・イスラエルとレバノンが停戦の45日間延長で合意
・印・UAE首脳会談(アブダビ)
5/16(土)
・中国商務部が米国と関税の引き下げで合意したと発表
●米中首脳会談
トランプ大統領は、第2期政権で初めてとなる訪中を行い、習近平国家主席と会談しました。中国側は国賓待遇で盛大な歓待を見せました。主な日程は以下のとおりです。
13日 夜に北京の空港に到着(韓正国家副主席らが出迎え)
14日 人民大会堂での歓迎式典、首脳会談(人民大会堂)、天壇公園の視察、晩餐会
15日 首脳会談(中南海)、ワーキングランチ、午後に北京の空港から出発
結果はおおむね本メルマガが予想したとおりでしたが(以下のリンク参照)、今後に向けて示唆に富む動きはいくつもありました。
・「トランプの訪中」(5/11)
https://odyssey.co.jp/blog/jd/?p=11605
事実関係や表層的な分析は、すでにメディアでも広く報じられていますが、例によって、本当に重要なポイントが抜け落ちている印象を受けます。そこで今回は、ポイントを絞って、「世界情勢ブリーフィング」独自の視点からの解説をお伝えします。
