… … …(記事全文6,470文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①植田日銀ようやく利上げ!相変わらず円安ノンストップ!やらずぶったくりの金融セクター上昇!
②CPI予測鈍足!経済指標悪化で利下げ期待!情けない株価上昇期待!
③ホントは米景気悪化!1-2株価どん底でもFed利下げ大好き議長就任で株価V字回復?
④AI銘柄下落一巡?これから大幅調整!米株式市場▼20-30%!日本市場▼18-20%!絶好の買い場到来!
⑤日米金利差縮小でも円安ノンストップ!米景気悪化鮮明化でようやく円高転換!対露戦争であっという間にドル高転換!26/3-4戦争リスク180円、26年後半200円!
⑥個人投資家牽引!金銀価格は史上最高値!ウク停戦?英仏独波対露戦争勃発で金価格5000ドル!
⑦2月決算発表!どんぞこV字回復期待 O・O・U・R・S 徹底解析!
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
12/9-10に世界中が注視する「FOMC」。みなさん予測している通りの展開でした。そして12/18-19の「日銀金融政策決定会合」・・・利上げ決定も予測通り。なにもセンム日銀の汚名返上? 遅いんだよ。今ごろ。
株価にはアゲンスト。かといって、インフレ鎮静化にもトゥ・レイト・だって、もうインフレは鎮静化方向に向かっていますから(わが国CPI消費者物価指数は年初4.0%、コア3.0%、コアコア3.0%、総合2.9%)。
にもかかわらず、円安ノンストップ。利上げしたのに?
12/9-10FOMCが利下げしたのに長期金利上昇と真逆。
「日米名目・実質金利差」が少しは縮小してるのにドル安円高にはなりません(12/19配信「中島孝志の経済教室メルマガ」でお話した環境になれば円高転換必至ですけどね・・・)。
ドル円相場で、日銀11カ月ぶりの利上げ決定後、円安急進。しかも植田総裁の会見中。「追加利上げ?ムリムリ!」と市場は見透かしています。12/19夜間取引でも157円突破。4週間ぶりの円安でした。一方、長期金利は2.020%。26年4カ月ぶりの高水準。
でもでも、「市場は米国▼20-30%、日本▼18-20%といったん大幅調整、その後、V字回復となる」・・・この見方は変わりません。
12/1からQT停止、12/14からT-bill購入宣言。つまり実質的なQE開始!


