… … …(記事全文6,567文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①米株式市場▼20-30%に連れ安して日本市場は▼18-20%!
②12/18-19日銀金融政策決定会合!後手後手の植田日銀!追い込まれ利上げも「継続なし」と見透かされて円高シフト失敗!
③米市場は利下げ期待の一本足打法!「インフレ=長期金利反発」「エヌビディア」より怖い!「延滞率・延滞額の急増」
④価牽引してきたAI銘柄も風前の灯?「オラクル」「9984」の先行き絶望?
⑤世界株式市場が依存する「エヌビディア」!日経平均株価の生命線=エヌビディア3兄弟はどうなる?
⑥Fed利下げ継続より米景気悪化でドル安円高!26/3-4戦争リスク180円、26年後半200円!
⑦個人投資家が牽引する銀価格は史上最高値更新!やっぱり反発さらに上昇?金価格連れ高?ウク停戦から英仏独波対露戦争で金価格5000ドル!
⑧2-3月決算発表!どんぞこV字回復期待T・A・S・I・H徹底解析!
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
先週は12/9-10に世界中が注視する「FOMC」がありました。みなさん予測している通りの展開となりましたね。
今週は12/18-19は「日銀金融政策決定会合」・・・利上げ必至。高市政権の内諾を得て植田総裁もホッとしていることでしょう。なにもセンム日銀の汚名返上。
さて、過度の買われ過ぎが少しは「まとも」になったかと思いきや、FOMC利下げを契機に逆戻り。楽観主義台頭。
それでも、「市場は米国▼20-30%、日本▼18-20%といったん大幅調整、その後、V字回復となる」・・・この見方は変わりません。ドル安円高転換も含めて・・・遅いなあ、どうしたんだろ。当局が踏ん張ってるなー、というのが正直な感想です。
「いまや世界市場を牽引するキーワードは「AI」。設備投資は25年上半期GDPの半分。AI株上昇が消費者支出を押し上げ。米経済に最大の影響を及ぼしています。
ということは、ブームが終わったら共倒れということ。心中です」・・・と前回書きました。現実になりそうですね・・・。
先週、いや今月、いやいや今年最大の金融イベントが12/9-10FOMC「利下げ決定」です。
米国の景気は明らかに減衰しています。ならば、市場は下落必至?
ところが、12/1からQT停止、さらに12/124からT-bill購入宣言、すなわち、実質的なQE開始! ただでさえじゃぶじゃぶマネーのところに3回連続の「利下げ」・・・市場にとってはバブルエネルギーの原資をばらまくに等しい行為。
結果、ダウが大きく反応しました。



