… … …(記事全文7,641文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①S&P500の7%超暴れん坊将軍「エヌビディア」決算発表!暴騰期待空振りガックリ?
②トランプトレード一巡・やけくそバイデンご乱行で市場混乱?
③トランプ船出への嫌がらせ=マクロ経済データ捏造・改竄・隠蔽というバイデン置き土産!
④ドル高ではなくユーロ転落!どうせトランプ無理強いで円高!
減税・関税・ドル安シフト→インフレ点火!
⑤原油フル生産でインフレ抑制!ただし半年かかる!
⑥12月発表「雇用統計」でリセッション鮮明→株価下落
⑦米欧発通貨危機発生?利下げではなく金融緩和でテコ入れ!
⑧「金融相場」再び!22/3/15以前に逆戻り!
⑨長期金利↑中東紛争停止観測でいったん調整もウク・ロシア最終戦争局面で反発する金価格・資源価格
⑩25/1-2決算発表!ハイパフォーマどん底銘柄「T・T・B・L・C」チャート解析オンパ!
⑪「今月配信16銘柄(一部)パフォーマンス一覧」
お知らせです。本日11/24に「中島孝志のオンオフサイトミーティング」を緊急開催します。詳しくは・・・https://www.keymannet.co.jp/
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
「前門の虎、後門の狼」といいますけど、いまの市場には東西南北・上下左右に怪物のオンパレード。投資ジャングルを勝ち抜くのはそこそこしんどさを感じるかもしれませんね。
でも、航海を後悔せずに進むには海図=チャートは必須。勝てる投資家は必ず「投資の7つ道具」を持っています。
さて、11/20(現地時間)、世界中の投資家が注目する「エヌビディア」の決算発表がありました。
「エヌビディア」の25年度第3四半期(8-10月期=7/29-10/27)は・・・。
◇売上高:前年同期比△94%・350億8200万ドルと増収増益。◇営業利益:2.1倍=218億ドル。もち、大幅増。
◇営業利益率:62.3%。前年同期は57.5%ですからこれまた改善。
◇1株利益(EPS・希薄化後):0.78ドル(前年同期0.37ドル)。
◇四半期配当:増配0.010ドル(前年同期より△0.006ドル)
◇次期(11-1月)の売上高見通し:△69.5%(前年同期比)。
TSMCの状況を見れば予測できたと思いますが、市場予想を大きく上回る内容でした。
けど・・・時間外取引で売り優勢。11/21最高値152.89ドル。乱高下。146.67ドル(△0.53%)で終了。
年初から驚きの決算を叩き出してきましたから、市場はもう慣れっこ。ちょっとやそっとでは驚きません。なんとなく白けた感じ。ワクワクドキドキ感薄い薄い。おりからの株価高値圏。いったん「材料出尽くし」で「利確」に動く短期筋は正解。いや、ドラッケンミラー等のプロはとっくに手仕舞い。
おかげで、翌11/21(木)、わが日本市場では半導体関連の株価が軒並みお辞儀。半導体株安が重荷で全体相場も軟調。節目38000円台割れもありました。
だからいわんこっちゃない。決算絶好調でも株価大幅下落なんて局面は掃いて捨てるほど見てきました。投資研究会でいつもお話してる「ニトリ」の例を説明するまでもありません。
手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)