… … …(記事全文6,399文字)『予測通り0.50%!Fed大幅利下げ決定!日米イールド差縮小なのに「ドル安円高」にならない?エコノミスト大騒ぎ!カラクリは9/6と同じ!日銀・GPIFコンビのドル買い(円売り)!?暴落は利下げから始まる!一寸先は闇!陰謀と暗殺の米大統領選!圧倒的不利なハリスは第3次大戦を仕掛ける?極左暴力集団アンティーファに暴動指示する?「まさかの金」はリスク・利下げ・ETF流入で3000ドル!?「どん底待ち伏せ11月決算発表P・F・L・K・Tチャート解析オンパレード!』です。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
いよいよ明日開催です。
■相場の大局観
ようやく終わりました!暑さ寒さもFOMCまで!いや、これからでしょうね・・・。問題山積みですから。
FF金利誘導目標は5.25-5.50%から4.75-5.00%へと「0.50%P」の引き下げ。予測通り。
「7月分をプラスして0.50%」・・・やっぱ出遅れました。いつもそうですが、ま、しかたありません。「7月雇用統計がわかっていれば利下げしてた」とパウエルさん(でも、インサイダーで知ってたはず)。
さて、今後はどうなるか?
利下げペースは0.25%Pと元通り。今回だけが特殊(いまのとこは)。
Fedボウマン理事は0.5%Pではなく0.25%Pを主張d、05年以来の反対票を投じてきました。
ドットチャートを確認すると、FOMCはあと残すところ2回・・・「利下げなし」から「3回(=0.75%P)利下げ」までバラバラです。中央値2回(0.5%P)は19名中9票、0.25%P=7票。0.00%P=2票、0.75%P=1票・・・となっています。
世界中の中銀が注目する日銀金融政策決定会合は予想通り。「なにもセンム」で、「向こう1年は利上げできないね」と市場はいつものように都合のいいように解釈。円安が進むのは当然でしょ。
火消のためか、先々週、立て続けに日銀審議委員たちは「利上げやるやる発言」をしてました(中川順子さん・田村直樹さん)。ま、「やるやる詐欺」ですけど。
円安によるインフレ上振れリスク減少で植田総裁曰く・・・
「経済・物価見通しが実現すれば利上げを継続する」
8月CPIは108.7(△2.8・前年同月比)でコメなど食料品の上昇が響いています。これで利上げなどされたら国民はとんでもありません。節約モード全開で下落必至です。
「政策判断には時間的な余裕がある」
つまり、いますぐにはやらないから円キャリトレできますよ、という意味でしょう。まあ、Fedが利下げしてる最中に利上げなんぞしたら、また日米両財務省から怒られます。
それにしても、「Fed利下げ=日銀利上げ」ですから、日米イールド差縮小で円高転換加速となるはずが・・・どうして円安?
手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)