… … …(記事全文7,698文字)『金価格・BTC最高値更新!リスク目白押し!「3/11BTFP停止で地銀連鎖破綻?」「アーム株売却規制解除」!「3/19日銀会合」「3/20FOMC」そして「パウエル議会証言(3/6-7)で6月利下げ開始濃厚!日銀3-4月マイナス金利解除?→過剰反応でドル安円高もすぐ復元!プット仕掛けされるほど「エヌビディア独り勝ち」は続きそう!利下げでも長期金利じり高!金・原油じり高が示唆する「戦争リスク」!中国経済テコ入れで資金流入なら日本市場大きく調整!ハイテクから重厚長大シフトどん底待ち伏せS・A・U・I・I」チャート解析オンパレード!』です。
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■世界市場OUTLOOK
金価格は史上最高値更新、BTCも初の7万ドル突破。日米欧ともに株価はこのところ絶好調!
一見、向かうところ敵なし。けど、中身は隙だらけ。神様はいちばん弱いところを突いてくるもの。油断大敵。ずばりいえば、キャッシュポジションが正解。
Fed議会パウエルさんの議会証言(3/6-7)が効いてます。米2月雇用統計も失業率下落。労働市場逼迫を示唆。遠ざかっていたFedの利下げ観測を少しは引き寄せた感があります。
ECBも3/7理事会で経済成長・物価予測を下方修正。Fedと同じ頃の利下げ観測サポート。
欧米の利下げ観測強化が相場を支援。やはり相場は金利金利金利で決まります。
23/12時点では、利下げは年内3回観測でした。利下げ期待で株価は上昇トレンドにのりました。パウエル議会証言でも利下げ見通しは撤回されず、2-3回が維持されている、と市場は理解しています。
米主要3指数を見ると、パウエル議会証言について市場はハト派スタンス=利下げ確定発言と受け取ったようです。
3/6は「今年のある時点に利下げ」と発言。翌3/7には「遠くない時点(not far)」で利下げ・・・スケジュールは明示しせまんけど、年内利下げするんだ、と市場は理解しました。CMEFedWatchは6月利下げ確率は66.2%、5月25.9%としています。
では、回数は?1回? 2回? 3回? 言わぬが花ですが、同じくFedWatchは年4回34.3%、3回27.7%、なんと5回19.9%・・・私はやっても6月。それも1回だけ。下手すると利上げ始動と考えています。
「パウエルさん、こんなに期待させちゃっていいの? 1回しかしないのに?」と眉唾で聞い
手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」
中島孝志(作家・コンサルタント etc)