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渡邉哲也の今世界で何が起きているのか

渡邉哲也(作家・経済評論家)

渡邉哲也

第3219回 為替の変動と動き出した総裁選
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★為替 米国指標が予想以上に好調であり、利下げ確率が低下したことで円は大きく下げる展開になっている。これに伴い場外で日本株も上昇しており、38000円水準をにらむ展開となった。また、日本のGDPもプラスに転じており、実体経済は悪くなく、デフレからの脱却に向けて動いている形、前二期の日本のGDPのマイナスは、国交省により作られた部分がおおきく、自動車の出荷停止によるものであり、本来の安全性を無視した対応には大きな疑問符が残る。安全性という観点でいえば、爆発可能性が高いEVの方がよほどリスクが高いといえる。これは国交省を握る公明党により作られた不況ともいえる。


★自民党総裁選 岸田総理の不出馬で大きく動き始めた。また、予想外の人物も参戦する模様で、まだまだ、何があるかわからない。まずは推薦人20人を集められるかが勝負となる。ダークホースとされる小林鷹之氏はすでに推薦人を集め終わった模様、また、石破氏に関しては、元石破Gの斎藤健氏が出馬に意欲を示している。これは石破氏にとって大きな逆風となる。前回、河野太郎氏を支えた菅氏を中心とする小石河連合は、場合によっては、三氏出馬となりそうな状況で、この場合、同じ票田ということもあり、大きな票割れが起きる。

 菅氏と河野氏、石破氏は決別状態にあり、菅氏としては、菅Gの若頭であり秘蔵の小泉進次郎を擁立したい模様であるが、本人及び純一郎氏の意志は不明、高市氏であるが前回全面支援をしてくれた安倍総理が他界してしまったため、まだ、推薦人集めに苦戦している模様、票田(保守)として小林氏とかぶる。茂木氏であるが、推薦人を集めることはできるが、自派閥ですら分裂状態(小渕氏が離脱)で勝利の可能性は低い。

 派閥は形を失っているが、人脈や関係性が消えたわけではなく、それぞれ派閥単位での動きがでている。また、同時に新たな枠組みが出来上がってゆくものと思われる。この動きは9月の総裁選の公示まで続くと思われ、派閥組み換えを含む大きな展開になりそうである。

 そして、議員が見ているのは、総裁選後の総選挙であり、どの顔で戦うのが自らにとって有利になるのかという視点が最も重要といえる。なぜなら、第二回投票(決戦)は議員のみの投票であるからだ。また、毎度おなじみの石破氏であるが、第一回投票で過半数を取れなければ、総裁の目はほとんどない。嫌う議員が多く、石破つぶしで連合を組まれるからである。そして、第一回投票は、候補者が乱立すれば、誰も過半数をとることができず、団栗の背比べになる可能性が高い、また、石破氏が一位の場合、二位に票を集めた連合が勝利する構図になるというのがもっぱらの予想となる。

 永田町では不人気の石破氏であるが、一番多く地方の党員票を持っている。これは過去に積み上げられた総裁選にむけての地方遊説の歴史と、レガシーメディアの応援要素が強い。

日本の地方紙の全国記事、政治記事は、ほぼすべて共同からの貰い記事であり、共同通信は朝日以上に左傾化しているため、反安倍で石破氏を持ち上げ続けてきたからである。

 但し、レガシーメディアが大きな影響力を持つのも今回の総裁選が最後になる可能性が高い。なぜなら、新聞購読世帯の高齢化が進んでおり、団塊世代の影響が消滅しつつあるからだ。


■4-6月GDPは2期ぶりプラス、個人消費回復で日銀に追い風 B

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-14/SI4SEZT0AFB400


■円が対ドルで1%超える下落、一時149円台前半-米経済指標に反応 B

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-15/SI9F5YDWLU6800?srnd=cojp-v2


■アングル:ハリス氏、エネ政策は「戦略的あいまいさ」 激戦州の得票にらみ

https://jp.reuters.com/markets/commodities/S6MFU3X46ZI4XPPLSDWGRCOJMM-2024-08-15/

■米先端技術の新たな対中輸出規制、加州選出議員が見送りを要請

https://jp.reuters.com/world/security/NYTQ37JEEFIVNKAUJUKSP4MCAA-2024-08-15/


■米副大統領候補討論会、10月1日開催が決定 両候補が同意

https://jp.reuters.com/world/us/K7PRGJ4WZJMJXMOEMGMNBMRMQ4-2024-08-15/


■ガザ停戦協議、16日も継続へ 民間人死者4万人超に

https://jp.reuters.com/world/mideast/PLRBNNZSCBO3PGYLAYVQ7EKREY-2024-08-15/


■中国、在英大使館の建設計画を再提出 22年に地元自治体が却下

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/C5UXRLSLUZNORJOO6UR3LKUINE-2024-08-15/


■中国、希少金属アンチモニーの輸出規制へ 9月15日から

https://jp.reuters.com/markets/commodities/CQR6V3ZLWBKP5DNIPRVG77IKAI-2024-08-15/

■中国、婚姻届提出簡素化へ法案 離婚は困難に

https://jp.reuters.com/world/security/B467GPH7MBMIDIVGA3HXUR2MIA-2024-08-15/


■東京マーケット・サマリー(15日)

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/6GDGB4RKKZNWHLUKQIFL25LNBY-2024-08-15/

■アジア株式市場サマリー:引け(15日)

https://jp.reuters.com/markets/asia/VIJTGTFOC5OY3PJOORV5DVXMIM-2024-08-15/

■欧州市場サマリー(15日)

https://jp.reuters.com/markets/europe/3RSN652RDZPLVKF7D76LN6PQFM-2024-08-15/

■NY市場サマリー(15日)株大幅続伸、ドル堅調・利回り急上昇

https://jp.reuters.com/markets/commodities/Z6OPVFM55ZIZBIFU3O6FBZ37OQ-2024-08-15/

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