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               　　　　渡邉哲也の今世界で何が起きているのか

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    第2048回　中国　金が止まり、1か月以内に3分の1の中小企業が破綻

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★中国　今日から一部で工場再開です。しかし、すべての工場が再開できるわけではなく、サプライチェーンの停止でその影響は世界にも波及します。また、工場再開でさらに感染者が拡大するリスクも高く、再開には大きなリスクも待っています。今回の新型肺炎、自覚症状がない感染者も多く、潜伏期間にも感染させるリスクがあります。さらに、空気感染の疑いも出ており、インフルエンザ程度の強い感染力が疑われています。　このため、工場再開が工場全体への再感染の可能性を持っており、学校や工場が新たな大規模な感染源になる可能性が高いわけです。

　また、サプライチェーンの麻痺が物流の麻痺へと拡大しています。工場が止まれば、工場に入れる資材の搬入も止まる。結果、倉庫に荷物があふれ、荷物を入れられなくなるわけです。そして、上流の物流が止まり、身動き取れなくなる。中国近海にそのような貨物船が多数停泊中であり、輸出のための荷物も動かなくなっているわけです。税関も一部で停止したままであり、モノの出入国ができなくなっているのです。


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