… … …(記事全文3,161文字)<カザフスタン中央銀行は10トン前後の地金売却の可能性>
カザフスタン中央銀行のアリや・モルダベコワ副総裁はBloombergのインタビューで、同国の外貨準備に占める金の比率を約3%引き下げる意向を示した。同国は世界で8番目の産金国であり、2025年の産金量は125.4トンと推計されている。カザフスタンの法制度では、中央銀行が優先的に国内産金を購入することが可能であり、2025年は57.0トン、今年は8月までで36.1トンが購入されている。この結果、金準備は377.1トンと、国単位では16番目に大きな規模の金準備を有しており、外貨準備に占める比率は78.9%と、世界全体の27.5%を大きく上回り、ユーロ圏の72.5%さえも上回っている。
しかし、最近の米長期金利が急上昇して約24年ぶりの高水準に達する中、「このような水準は長い間見られなかった」として、現在は「ドルが魅力的な選択肢になり、資産としての金の魅力は低下する」と発言している。このため、今年末までには外貨準備の金保有率を75%にすることを目標にしていることを明らかにし、削減分の半分をオプションの売り、残りの半分を地金売却によって賄うとしている。
