… … …(記事全文2,623文字)<イランは改めてホルムズ海峡を封鎖>
イラン革命防衛隊は7月12日、ホルムズ海峡で無許可の航路を通航しようとしていた船舶を攻撃し、同海峡を封鎖したと発表した。7月7日にも複数のタンカーに対して攻撃をおこなったばかりだが、新たにコンテナ船も攻撃を受けたことで、原油供給のリスクが再認識されている。NYMEX原油先物相場は、7月10日の1バレル=71.41ドルに対して、一時75.08ドル(前日比3.67ドル高)まで急伸している。
【NYMEX原油先物相場(日足)】
米国とイランは戦争終結の覚書に基づき、相互にホルムズ海峡の封鎖を解除している。このため、同海峡を通行するタンカーの数は戦争勃発前の約1/3の水準まで回復していたが、改めて停滞することは避けられない状況になっている。完全封鎖とはなっていない模様だが、軍事的な脅威が高まると保険会社の対応も難しくなり、今後も安定した通航が可能なのか少なくとも様子見の必要性が高まっている。

