… … …(記事全文3,265文字)<金準備資産の普及進む、価格高騰でも中銀は買い続ける見通し>
「公的通貨金融機関フォーラム(OMFIF)」が「Global Public Investor 2026」を公表した。金に関しては、中央銀行の準備資産運用において「不確実性への最も明確な受益資産」になっていると評価された。短期的な購入意欲の面で「主導的な地位」にあり、地政学リスク、国際通貨システムへの懸念に対するヘッジとして、中心的役割を担うようになったとされている。具体的には、現物金(physical gold)を保有する中央銀行は、2026年に82%に達し、昨年の71%から増加したことが報告されている。
中央銀行の金需要は量的な動きが注目されがちだが、過去1年で新たに金準備の保有を開始した中央銀行が11%も増加したことは、極めて大きな変化だ。準備資産としての金保有の必要性・重要性を認識する中央銀行が増えていることは、今後も安定した需要環境を想定しやすくなる。
