… … …(記事全文2,541文字)<ホルムズ海峡の封鎖解除だと、原油は投機買い解消へ>
米国とイランの和平合意が実現した。米国とイランが6月14日に発表した「暫定合意」では、「軍事作戦の即時かつ恒久的な終了」が宣言されている。合意文書は公開されていないが、両国がホルムズ海峡の封鎖を解除し、イラン核開発計画を巡る問題について、60日以内に交渉することになる模様だ。6月19日に合意文書への署名が予定されている。
【NYMEX原油先物相場】
合意といっても、イラン核開発計画を巡る協議は先送りされた格好になるため、8月中旬までに合意に達することができなければ、改めてホルムズ海峡の封鎖が行われる可能性もある。また、イスラエルとレバノンの軍事衝突といった動きが報告されると、合意違反を理由に暫定合意そのものが破棄される可能性もある。イラン国内の保守強硬派が、今回の合意内容に納得しているのかも不透明である。まだ19日の署名までは時間があるため、そもそも合意文書に署名できない可能性も残されている。

