… … …(記事全文2,734文字)<金は原油との逆相関、上昇に必要なのは原油高一服>
COMEX金先物相場は4月17日の1オンス=4,977.70ドルで上げ一服となり、足元では4,700ドル台を割り込む展開になっている。イラン戦争勃発後の急落を消化した後は、緩やかなペースで安値修正を進めていたが、再び上値の重さが意識され始めている。
株価急落を受けての流動性確保を目的とした売却は一服しているが、原油相場が十分に下げきれないため、インフレ懸念の米金利上昇・ドル高圧力が再開されていることが、金相場の上値を圧迫している。このまま原油相場が高止まり、さらに上昇した際に、米金融政策に大きな影響が生じる可能性が警戒されている。4月1~27日の金と原油の相関係数は-0.75であり、極めて強い逆相関関係が明確に確認できる。このため、金相場の値上がりを促すためには、原油相場の鎮静化から米金利・ドルの上値が改めて圧迫されることが求められる。
