… … …(記事全文3,138文字)<イラン軍事紛争の長期化は危険>
米国とイスラエルが2月28日にイランに対する攻撃に踏み切ってから週末で1週間目を迎えるが、まだこの軍事紛争がいつまで続くのか見通しが立たない状態にある。トランプ米大統領は、戦闘開始直後は「4~5週間」との見通しを示していたが、信頼性の高い発言とは言い難い。トランプ大統領は「勝利」に自信を示しているが、何をもって「勝利」と言えるのかは、誰も分からない状態にある。
このため、多くの投資家は経済と金融市場にどのようなリスクが発生しているのか、把握するのが難しい状況にある。こうした中で最大の焦点は、この軍事紛争がいつまで続くかになる。トランプ大統領の言うように4~5週間程度で紛争が終息に向かえば、2025年6月の「12日戦争」よりも影響は拡大するが、それでも短期的な混乱状況にとどまろう。マーケットインパクトが総じて限定されていることは、マーケットが紛争の早期終結をメインのシナリオに設定していることを意味する。
