… … …(記事全文2,937文字)<銀リースレートの高騰が過熱化>
COMEX銀先物相場は10月8日の取引で1オンス=49.965ドルまで値上がりし、2011年4月に付けた49.820ドルを上抜き、過去最高値を更新した。50ドルの節目には届かなかったが、8月29日に40ドルの節目を突破してからハイペースな値上がりが続いている。
基本的には金相場が連日の過去最高値更新に連動した値動きである。法定通貨に対する信頼感の喪失を招くイベントが相次ぐ中、貴金属や暗号資産ビットコインといった代替通貨が買われている。このため、金相場の値上がりが続く環境にあっては、銀相場も物色されやすい環境が続くことになる。
