□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年7月25日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 「完全な強気になりきれない金相場」と「米国株の堅調地合」を結ぶもの =================================== <金市場で投機筋の物色意欲が改めて強まる> 米商品先物取引委員会(CFTC)が7月21日に発表した7月18日時点の建玉報告(COT)レポートによると、大口投機筋のネットロングは前週の16万5,754枚から19万3,348枚まで増加し、今年2番目の高水準になった。6月27日時点では15万1,910枚までネットロングが減少していたが、改めて金相場に対して強気対応が可能か打診する動きが強くなっていることが窺える。 5~6月は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が再浮上したことが買いポジションの整理を促していたが、先安感から売り込むような動きは見送られた。一方、7月はインフレ指標の改善もあって早期利上げ終了観測を織り込む形で買いポジション構築が再開され、今年最高レベルの強気スタンスに傾斜している。7月25~26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)という大きなイベントリスクを控えているが、徐々に買い遅れのリスクが警戒され、金相場の上昇再開の有無が打診されていることが窺える。… … …(記事全文3,141文字)
