□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年7月21日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== FOMC後も金相場は堅調推移か / BRICS首脳会合の事前ブリーフィングを受けて =================================== <金相場の短期基調変化、FOMC後も堅調地合が続くか> COMEX金先物相場は5月4日の1オンス=2,085.40ドルをピークに6月29日には1,900.60ドルまで軟化したが、7月中旬は1,900ドル台後半まで切り返す展開になっている。5~6月は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化を巡る議論が嫌気されて買い方ファンドの利食い売りが先行していたが、ネガティブ材料の出尽くし感から改めてファンドが買いポジションを構築しつつあるフェーズにある。 金相場の短期基調が変わった背景としては、米利上げ長期化観測の後退があることは間違いないだろう。7月12日に発表された6月消費者物価指数は、前年比で総合が3.0%上昇(前月は4.0%上昇)、コアが4.8%上昇(同5.3%上昇)となっている。また、FRBのインフレ目標である2%までは距離感が残されているが、これまでの累積利上げの効果がディスインフレに作用している可能性が高く、想定外の強力な利上げ軌道を描く必要性が薄れている。… … …(記事全文3,380文字)
