□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年7月18日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== ロシアが穀物輸出協定から離脱した理由、解決策、市場インパクトを考える =================================== <ロシアはなぜ穀物協定から離脱したのか?> ロシア外務省は7月17日、ウクライナ産穀物の輸出協定が18日に失効すると発表した。ロシア外務省の出した声明文では、ちょうど1年前となる昨年7月22日にロシア、ウクライナ、トルコ、国連の4者間で合意された二つの協定の履行状態に不満が示されている。特に、西側諸国のロシア産肥料と食料の輸出に対する「制裁」を取りやめることが、ロシアが協定に復帰する条件になると明記されている。 ウクライナ戦争に起因した食料危機を回避するため、ロシアの理解では1)ウクライナ産食料とロシア産アンモニアの輸出に関する「黒海イニシアティブ」と2)ロシアの農産物輸出の正常化に関する「ロシア=国連覚書」の二つの協定が締結されている。そして、この二つの協定それぞれに対して不満が示されている。… … …(記事全文4,004文字)
