□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年7月12日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 需要と供給双方の要因で低迷が続き易い天然ゴム相場 相場急変リスクとしての異常気象 =================================== <中国経済の期待が失望に変わったショックが続く> OSE天然ゴムRSS先物相場は、1㎏=200円台中盤で上値を抑えられている。3月22日に付けた年間最安値201.90円を割り込むには至っていないが、7月5日安値は203.00円であり、いつ年初来安値を更新しても違和感のない状態になっている。 天然ゴム相場の上値を圧迫している最大の要因は、世界経済の減速懸念だ。特に「ゼロコロナ政策」終了後の中国経済の復調が期待外れの状態にある中、ゴム需要の急激な拡大期待の後退が、断続的に上値を圧迫している。1月17日に238.30円まで急伸したのは、欧米経済の減速でも中国経済の復調が急ピッチに進むとの期待感があったが、その期待が裏切られ続ける状態から抜け出せていない。… … …(記事全文3,947文字)
