□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年7月10日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 6月雇用統計の評価割れるも、米長期金利4%台乗せを無難に乗り切った金相場 =================================== <各市場で評価が割れた6月米雇用統計> 米労働省が7月7日に発表した6月雇用統計に対するマーケットの見方は割れた。労働市場が依然として引き締まっているか否か、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化を支持するかについて、マーケット全体をみると定まった評価が下されたとは言い難い。 米株式市場では利上げ長期化のメッセージを受け止め、最近の調整地合が踏襲される展開になった。一方で、肝心の米長短金利は前日終値水準で方向性を欠いており、雇用統計を受けて水準を大きく修正することは見送られている。金相場は株式相場とは逆に急伸しており、利上げ長期化リスクを改めて織り込む必要性はないとの評価を下している。現在の雇用市場がFRBの利上げ長期化を支持するか否か、明確な評価を下せる程に、一方的な結果にならなかったのは明らかである。… … …(記事全文3,297文字)
