□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年7月7日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 米長短金利の急伸環境で逆説的に再確認される金相場の底固さ =================================== <米利上げ長期化観測の逆風続く> COMEX金先物相場は、5月4日の1オンス=2,085.40ドルをピークに、6月29日には1,900.60ドルまで軟化している。これは3月15日以来の安値であり、約2カ月にわたって調整売り優勢の展開が続いている。背景にあるのは、米国を筆頭とした世界の金融政策見通しの変化である。 世界の中央銀行はインフレ抑制のために利上げ政策を展開しているが、5月上旬の段階ではどのように利上げサイクルを終了させるかの議論が活発化していた。しかし5月下旬、そして6月は改めて強力な利上げ対応が必要との議論が急浮上し、金市場を含む資産価格全体がこうした金融政策見通しの変化への対応を迫られている。… … …(記事全文3,054文字)
