□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2023年6月26日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== ワグネルの武装反乱で金・原油価格が上昇も、不確実性への対応止まりか =================================== <不確実性へのヘッジで金買いも、金融政策の議論を優先> 6月24~25日の週末はロシア情勢に大きな動きがみられ、地政学リスクの高まりとの評価から安全資産である金に若干の資金シフトが観測されている。ロシアのプリゴジン氏の率いる民間軍事会社ワグネルは、24日にロストフ州にある軍司令部を占拠し、そのまま首都モスクワに向けて部隊を進めた。ロシア軍の戦力がウクライナ戦争の前線に集中する中、局地的かつ一時的な武装反乱ではなく、プーチン政権の存続を危ぶませる可能性があるリスクと評価された。 プーチン大統領は直ちに「反逆罪」だと演説を行い、ロシア正規軍に対して断固ある措置をとるように指示した。このため24日時点では正規軍と民間軍事会社の本格的な武力衝突に発展するリスクも警戒されたが、その直後にプリゴジン氏は「部隊を引き返させている」と表明し、25日時点では一応の鎮静化状態が実現している。… … …(記事全文3,379文字)
